ads.txtは、不正な広告インベントリーの販売を防止するために非営利の業界団体、IAB テクノロジー ラボラトリーが企画したテキストファイルの仕様です。
ads.txtの基本的なコンセプトは、robots.txtに似ています。ads.txtは、robots.txtの親戚兄弟のようなものと言うとイメージしやすいかもしれません。両者ともドメインのルートに設置し、テキストファイルに記載されている内容をクローラーに伝える役割を持ちます。
あまり良く理解せずに設定することは避けた方が良いと言うところも両者に共通するところです。ただし、ads.txtの方が設定はシンプルなので、robots.txtと比べて設定ミスのリスクは低いです。
ads.txtは、ルートドメインに設置する必要があるのですが、Bloggerの場合はads.txtのファイルの設置はシステム側で行ってくれるので、ユーザーは管理画面から設定する作業で済むので設定しやすいです。
ads.txtの役割、目的を理解した上で、設置することは、全く問題なく、むしろ積極的に行うべきことです。Google AdSenseも、サイト運営者にads.txtの設置を推奨しています。
ads.txtについて、詳しくは以下の記事をご参照下さい。
[ads.txtとは? ads.txtの仕組み設置方法について / ブロギングライフ ##link##]
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Blogger ブログにads.txtを設定する方法
Bloggerではads.txtの設定も簡単にできます。以下、設定手順です。
カスタム ads.txt の設定
ダッシュボードから設定をクリックし、表示されるサブメニューの中から「検索設定」を選びます。
検索設定ページの下側にある「収益化」のカスタム ads.txt の右側の「編集」をクリックします。「カスタム ads.txt のコンテンツを有効にしますか?」のメッセージが表示されます。
(設定する場合は)「はい」を選ぶとads.txtのテキスト入力欄が表示されます。
ads.txt 設定内容の入力
入力欄内に、以下の1行をタイプ(またはコピー・ペーストして、運営者IDを上書き)します。
google.com, pub-123456789012345, DIRECT, f08c47fec0942fa0
pub-に続く16桁の数字の部分は、AdSenseの運営者IDです。AdSense ヘルプページの運営者IDの確認方法をご参照下さい。
サイトに広告を掲載しているのが、AdSenseのみであれば、上記の1行のみとなります。(Amazonなどのアフィリエイト広告は、現時点でads.txtは必要ありません。利用されている広告ネットワークに問い合わせて、ご確認されることをお勧め致します。
ads.txt の設定確認
ブラウザーを立ち上げて、アドレスバーに"example.com/ads.txt”と入力して、ページを表示させます。入力するドメインは、ルート(トップ)です。www.example.comでサイトが表示されるように設定されていても、ブラウザーで確認する場合には、アドレスバーに、"www.example.com/ads.txt"ではなく、"example.com/ads.txt"を入力して下さい。表示されたページに、ads.txtに入力した内容(AdSenseのみの場合は1行)が表示されていれば、大丈夫です。(以下の画像をご参照下さい。)
サブドメイン(blogspot.com)でのads.txtのサポート
現時点では、Googleの広告クローラーは、ルートドメインのads.txtファイルのみクロールします。ルートドメイン上に設置されているads.txtの中でサブドメインを参照する記述がある場合には、記載されたサブドメイン上のURLにあるads.txtもクローラーが訪問して適用します。ルートのads.txt内に参照する記述が無いサブドメインに設置されているads.txtは無視されます。
AdSense ヘルプに記載されている説明を以下に添付します。
Google ではルートドメインの ads.txt ファイルのみがサポートされますか?もしくはサブドメインの ads.txt ファイルもサポートされますか?
Google では、ルートドメインの ads.txt ファイルから参照されているサブドメイン上の ads.txt ファイルをクロールして適用します。現在のところ、ads.txt 管理ツールには、クロールされたサブドメインのリストは表示されません。この機能がご利用可能になった際には、あらためて詳細をお知らせします。
備考:
blogspot.comなどのBloggerのホストをご利用の場合、現時点ではads.txtを設定しても、使用はされません。設置しておいても、問題はないです。現状無視されるだけです。サポートが開始されれば、使用されるようになります。
1 つのサイトで使用する ads.txt ファイルを作成する
ReplyDelete収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルをダウンロードして、次の各サイトのルートレベルのドメインにアップロードしてください。
getzcontike.com
変更が反映されるまで数日かかる場合があります。使用している広告ネットワークが他にもある場合は、ads.txt ファイルに追加してください。詳しくは、ads.txt ガイドをご覧ください。
最近、アドセンスでこのような警告が出ています。
どう直していいのか判りません。
ちなみに、独自ドメインはエックスドメイン
サーバーは未契約
プロバイダーはOCN
ネット回線はフレッツ光西日本です
この、ルートドメインにアップロードの意味が解りません。
robots.txtの書き方がおかしいのかな?
アドセンスのヘルプを見てこうやって見た
修正前
Disallow: User-agent: Googlebot
Disallow: User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
User-agent: *
Disallow: /ads/
Sitemap: https://www.getzconike.com/sitemap.xml
↓
修正後
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow: User-agent: Googlebot
Disallow: User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
User-agent: *
Allow: /ads.txt
Disallow: /ads
Sitemap: https://www.getzconike.com/sitemap.xml
ちなみに、きちんと、収益化の所に、アドセンスからダウンロードした記述は入力していて、
アドレスバーにgetzcontike.com/ads.txtって入力すると表示はされる
www.getzcontike.com/ads.txtって入れてもきちんと、表示される
何がおかしいと思いますか?
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Deleteこんにちは。
Deleteads.txtが認識されない理由は、アドレスバーにwww無しで入力した場合に、www付きに転送されない状態になっているためです。(https でもhttp でもされません。)既にサイトにアクセスした履歴がブラウザーに記録されている場合には、転送されるのですが、そうでない場合は、転送されません。
シークレットモード(プライベートブラウジング)でアドレスバーにwww無しのドメイン/ads.txtでアクセスしようとすると、以下のように表示されると思います。
http://2.bp.blogspot.com/-B2lwcynH_B8/XasfAJVYtZI/AAAAAAAAErU/_mKyc1MQO8EdiWuItQFuDYHiu-SDRhuQACK4BGAYYCw/s1600/Screen%2BShot%2B2019-10-19%2Bat%2B9.33.05%2BAM.png
www無しでモバイルフレンドリーテストを行っても同様にアクセスできないと表示されます。
http://1.bp.blogspot.com/-bOa2dLy85bw/XashhCgn-LI/AAAAAAAAErg/3N4ziPKTob4Q554rE_5skfvu9jzB1-foQCK4BGAYYCw/s1600/Screen%2BShot%2B2019-10-19%2Bat%2B9.42.07%2BAM.png
www無しのURLでクローラーがアクセスできないために、ads.txtを認識できていないと思われます。
以下のBloggerヘルプの手順3を行われることをお勧め致します。
https://support.google.com/blogger/answer/1233387?hl=ja
robots.txtの設定がおかしいです。(記述と内容が適切ではありません。)
以下のコードが基本です。
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow:
User-agent: Googlebot
Disallow:
User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
サイトマップ(Sitemap:以下の部分 )も入れておくこともお勧めです。
ここまでは、基本です。
以下の部分は、何か理由があって(何をしたくて)入れているのでしょうか?
User-agent: *
Allow: /ads.txt
Disallow: /ads
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ReplyDeleteBloggerヘルプの手順3はすでに、済ませています。
ReplyDeleterobots.txtは、ブロギングライフの指摘した内容に直してみました。
どなたかのブログに書かれた内容に合わせて、記載し直したと思いますが、
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow:
User-agent: Googlebot
Disallow:
User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
Sitemap: https://www.getzconike.com/sitemap.xml
に修正しました。
ブログのサードパーティードメイン設定のチェック項目に漏れがあったので、
getzcontike.com を www.getzcontike.com にリダイレクトする。
の項目にチェックを入れました。
これで、改善すると思いますか?
適切ではないとの事ですので、
お返事ありがとうございます。
Deleteご添付のURLではサイトが表示されませんでしたが、添付のURLにtが抜けていたためのようです。
転送は問題なくされていて、ads.txtの設定も適切です。robots.txtの設定も問題ありません。
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アドセンスのヘルプを見てこうやって見た
修正前
Disallow: User-agent: Googlebot
Disallow: User-agent: *
Disallow: /search
Allow: /
以下省略
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"Disallow: User-agent: Googlebot"や"Disallow: User-agent: *"のような記述は適切ではないので、直しておいた方が良かったので、返答に含めました。以下、Search Consoleのヘルプを併せてご覧下さい。
https://support.google.com/webmasters/answer/6062596
現在のrobots.txtの設定は問題ないので、しばらくすれば、AdSenseのアカウントで、設定を行われたブログサイトでのads.txtの警告は表示されなくなると思います。
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