Blogger 固定ページのXMLサイトマップの送信方法

Bloggerは、Googleの提供するブログサービスだけあって、SEO関連の基本機能をしっかりと備えているのが特徴です。

Bloggerは、投稿記事と固定記事の2種類のXMLサイトマップを自動生成する機能があります。本記事では、Bloggerのサイトマップの特徴とあまり知られていないもう一つの固定ページ用XMLサイトマップについて紹介します。
[post_ads]

Blogger XML サイトマップの特徴

Bloggerの投稿記事のXMLのサイトマップのファイル名は、標準的な "sitemap.xml" です。このXMLサイトマップには、投稿記事のURLと直近の更新日時（last modified)が含まれています。

備考：
Googleの検索アルゴリズムが見るのは、last modified だけです。プライオリティ(<priority>)や頻度(<changefreq>)は見ません。そのため、Bloggerのサイトマップでは<lastmod>だけが含まれています。検索エンジンが本当に必要な情報だけをしっかり備えていると言えます。

Bloggerは、WordPressと同様に投稿（POST)に加えて、固定ページを作成、編集する機能を備えています。Bloggerの標準のサイトマップ、sitemap.xml には投稿記事のURLのみで、固定ページのURLは含まれていません。

固定ページは、投稿の様に頻繁に投稿や更新されないため、投稿のみ通常のサイトマップに含めるようにしていると推測しています。

Bloggerの固定ページのサイトマップは別ファイルで用意

以前は、Bloggerでは投稿記事のみサイトマップを自動生成していましたが、2016年から固定ページのサイトマップもサポートするようになりました。

固定ページのサイトマップのファイル名は、sitemap-pages.xml です。

ブログによっては、固定ページはほとんど使用していない場合もあるかと思います。固定ページを使用していない場合は、通常のサイトマップを送信すれば十分です。

固定ページも利用していて、重要なコンテンツが固定ページに含まれる場合は、通常のサイトマップに加えて、固定ページのサイトマップも、Google Search Consoleで送信しておく方が良いと思います。

通常のサイトマップをSearch Consoleに送信していない場合は、送信することをお勧め致します。
[BloggerのサイトマップをSearch Consoleに送信する方法 ##link##]

Bloggerの固定ページのサイトマップをSearch Consoleで送信する

Search Consoleにログインし、Bloggerブログのプロパティを選択して、メニューの［クロール］をクリックし、サイトマップのページを表示します。ページ右上の［サイトマップの追加/テスト］のボタンを押します。

「サイトマップの追加/テスト」のショウウィンドウが表示されます。ファイル名の入力欄に、"sitemap-pages.xml"を入力し、［送信］を押します。

送信が完了すると、「アイテムを送信しました。」のメッセージが表示されます。「ページを更新する」をクリックします。

送信済みのサイトマップのリストが更新されます。

送信した固定ページのXMLサイトマップファイルが加わっているか確認します。

サイトマップで送信したURLがインデックスされるかモニターします。通常、インデックスされるまでにはある程度時間がかかります。

備考：
サイトマップ送信後、インデックスされるまでの期間の目安は数日から1−2週間程度です。実績のあるサイトのURLは比較的早くインデックスされますが、新しいサイトのURLはインデックスされるまでに時間がかかります。