データハイライターは、ウェブマスターツールの一つです。サイトのページに表示される構造化データをハイライトしてタグ付けしたデータセットを作成し、Googleのクローラーに伝える機能を備えるツールです。
Open Graphのメタデータが適切に設定されているか確認する
Search Consoleプロパティ(登録サイト)のダッシュボードメニューから、「検索での見え方」から「データハイライター」をクリックします。データーハイライターのページの[ハイライト表示を開始]のボタンを押します。
小ウインドウが表示され、「サイトの代表的なページのURLを入力して下さい」のメッセージが表示されます。メッセージの下の欄に、サイト内の代表的なページのURLを入力します。
URL入力欄の下の「ハイライト指定する情報のタイプ」をクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。項目の中から、入力したURLのページが該当する情報のタイプを選びます。一般的なブログの場合は、「記事」を選びます。
URLを入力し、「記事」を選択した後、[OK]ボタンを押します。
構造化データをデータハイライターを使用してデータにタグ付けする
データハイライターの設定ページとなり、読み込まれた記事が表示されます。
「各機能をハイライト指定して、タグを適用します。」と言うガイダンスメッセージが上部に表示されています。各機能というのは、右側に表示されるマイデータアイテムのことです。データアイテムは以下になります。
- タイトル(必須)
- 著者
- 公開日
- 画像
- カテゴリー
- 平均評価
本ブログの場合は、平均評価以外は通常のページで表示されます。
ハイライトしてデータアイテムを設定する
例えば、タイトルをハイライトすると、ドロップダウンメニューに各データアイテムが表示されます。アイテムの中から「タイトル」を選びます。
ドロップダウンメニューからタイトルを選ぶと、右側のマイデータアイテムにハイライトしたタイトル名が表示されます。
続いて「著者」の部分をハイライトして、データアイテムで著者を選びます。
マイデータアイテムに著者が加えられて表示されます。
備考:
同様に、「公開日」、「画像」、「カテゴリー」をハイライトして、該当するアイテムを選びます。
画像は、アイキャッチ画像や主要な画像を選びます。Bloggerの場合は、カテゴリーはラベルになります。
各アイテムのハイライト後のマイデータアイテムです。同様に、「公開日」、「画像」、「カテゴリー」をハイライトして、該当するアイテムを選びます。
画像は、アイキャッチ画像や主要な画像を選びます。Bloggerの場合は、カテゴリーはラベルになります。
ページ上部の赤色の[完了]ボタンを押します。
ページセットの作成
「ページセットの作成」と言うタイトルの小ウィンドウが表示されます。名前はデフォルトで「記事」と入力されています。表示されるデータセットのプレビューが類似するページであれば、[ページセットを作成]を押します。データハイライターで設定したページのタグ付けの確認
ページセットで選ばれたページに既にハイライトされた状態となってプレビューで表示されます。マイデータアイテムの部分が適切に設定(ハイライト)されているか確認します。適切でない箇所がハイライトされている場合は、修正します。問題がなければ、画面上部の[次へ]を押します。
以前使用していたテンプレートが表示されることがあります。テンプレートが違うと、適切にハイライトされていない場合があります。
ハイライトし直すか、または、ページを削除します。[次へ]を押します。
ページセットを公開する
「無作為に選ばれたページのサンプルを確認します。問題がなければGoogleに公開します。」のメッセージが表示されます。表示ページのプレビューとアイテムを見比べて、問題がなければ、[公開]ボタンを押します。Search Consoleのデータハイライターの画面に戻ります。「ぺーいセットが公開されました。」のメッセージが表示され、設定したページセットがリスト表示されています。
データハイライターで設定したデータは、サイトが再クロールされた時に使用されます。ページセットは公開または非公開に設定を切り替える ことができます。
データハイライターで設定したデータは、Search Consoleの構造化データページで確認することができます。
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