Blogger コメント「コンテンツを削除」と「削除」の違い

Blogger 管理メニューの「コメント」から「公開済み」を選択すると、これまでに公開されたコメントの一覧が表示されます。

公開済みコメントの一覧ページの上段には、「コンテンツを削除」、「削除」、「スパム」という操作ボタンが表示されます。また、表示されているコメントの上にマウスをかぶせる（マウスオーバーする）と、そのコメントの表示欄の下部に「コンテンツを削除」、「削除」、「スパム」の操作リンクが表示されます。

Blogger コメント管理「コンテンツを削除」と「削除」の違い

現在のBlogger コメントの仕様では、「コンテンツを削除」と「削除」の二種類があります。前者は削除した旨のメッセージが表示され、後者はメッセージなどはない完全に削除された状態となります。以下、表示などを含めた両者の違いを説明致します。

「コンテンツを削除」

コメントの操作で「コンテンツを削除」を選択した場合、コメントが投稿されていた記事のタイトルに続いて、「このコメントはブログの管理者によって削除されました。」のメッセージが、公開済みコメント一覧ページに表示されます。

該当する（フロントエンドの）投稿記事ページのコメント欄には、投稿者名、投稿日時に続いて、「このコメントはブログの管理者によって削除されました。」のメッセージが表示されます。

コメント投稿者が「コンテンツを削除」した場合

Bloggerのコメントは、Googleアカウントを使用してコメントを投稿した場合、後で自分のコメントを管理することができます。匿名やGoogleアカウントを使用しないで、コメントした場合には、削除をすることはできません。

Googleアカウントを使用して投稿したコメントの場合、表示されるコメントの下に「返信」と「削除」の操作アイテムが表示されます。

削除をクリックすると確認画面が表示されます。

「コメントの削除」ボタンを押すと、該当する（フロントエンドの）投稿記事ページのコメント欄には、投稿者名、投稿日時に続いて、「このコメントは投稿者によって削除されました。」のメッセージが表示されます。

Bloggerの管理アカウントのコメントの一覧には、以下の様に「このコメントは投稿者によって削除されました。」のメッセージが表示されます。

管理者が「削除」した場合

Bloggerブログの管理者がアカウント コメント一覧ページの該当コメントの「削除」、または、表示ページのコメント部の「削除」をクリックした場合、文字通りコメントは削除されコメントや関連したメッセージ表示は消去されます。

投稿者が「削除」した場合

投稿者が「このコメントは投稿者によって削除されました。」の下の「削除」、または上で紹介したコメントのコンテンツを削除する際の確認画面の「完全に削除しますか？」のボックスにチェックを入れてコメントの削除操作を行った場合、コメントは該当ページのコメント欄にメッセージの表示もない状態で削除されます。

コメントを完全に削除する場合には、以下の様な確認画面が表示されます。

「完全に削除」のボタンを押すとコメントは完全に削除され、投稿したページのコメント欄には何も表示されなくなります。

Bloggerのコメント削除機能についてのまとめ

「コメントの削除」と「削除」共に、コメント文自体は一度削除した場合には取り消しはできません。前者は、コメントを削除したことを記録として残しておく仕様です。後者は完全に消去する場合の選択肢となります。

後者の削除の方が一般的と思われますが、「コメントの削除」の機能は、コメントの投稿者が削除する際に、管理者にコメントを削除したことを伝えたり、管理者がコメントの投稿者に削除したことを伝える場合などに役立つ機能です。

備考：
英語では、「コメントの削除」は、"Remove content"で、「削除」は"delete"となっています。英語のメッセージ表記の方が違いは若干、分かりやすいです。